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しょーしきのしょーしつてん

消失点を探そうと思います

【Hearthstone】今から始めるHearthstone「無課金編」

HearthStone ゲーム

 というわけで、今回はハースストーンを無課金でプレイしていく方針についてです。先の記事でも書きましたが、はっきりいって茨の道です。また、さらに新しい拡張が出れば更に差は広がっていきます。無論腕次第では無課金でも徐々に追いついていくことは可能だと思いますが、それでもかなり厳しい道のりとなるでしょう。

 1.必ず毎日ログインしてデイリークエストを確認する
 無課金のベーシックデッキでもそれなりに戦えるのは主にメイジ、パラディン、プリーストなどが代表的です。ランク20まではベーシックのクラスカードを開放していればそこそこ勝負になるでしょう。問題は他のヒーローです。ドルイドやウォーリアー、シャーマンなどはそれなりにゲームに慣れないとどうやって勝ったらいいのか分からないという状態になりがちです。プレイする人によって好みもかなりあるので、最初のうちはほとんど使わないヒーローというのが現れがちです。なので、まずは毎日ログインしてデイリークエストを確認しましょう。クエストの中には「特定のヒーローで○勝する」というものがあり、使ってないヒーローだと達成するのが難しいし面倒になります。クエストは1日1回だけ他のクエストと入れ替えることができるので、使っていないヒーローのクエストは変えてしまって、確実に達成のできるクエストを狙っていくべきです(無論、入れ替えた結果余計面倒なクエストになることもありますが……)。Tavern Brawlの固定デッキの週などは普段使わないヒーローのクエストをこなすのに非常に有効になります。ルールをチェックして活用するようにしましょう。


 2.Goldを貯めてNaxxを開放する
 まずはnaxxの解放を目指してGを貯めていくことになります。必要なGoldは3500ゴールドで、1日に稼げるゴールドはデイリークエスト+3勝した際に貰えるボーナス10G×10です。クエストで貰えるゴールドは40~60Gが多いので、一日で最大150G貯めることができます。これをひたすら続けて、700G貯まったらnaxxの一周目を開放します。CPU戦をクリアしてnaxxの一周目のカードをを手に入れたら、そこで手に入ったカードをデッキに入れて再びゴールド貯めに戻ります。これをひたすら繰り返します。もし面倒であるというのならば、Naxxは2週目まででもいいということにします。2週目までのカードでも十分強力です。もちろんそれ以降の3~5週目のカードがあるに越したことはありませんが。
 このとき、ゴールドを得る方法としてアリーナをプレイするという方法もあるにはあります。アリーナで常に7勝以上できるのならばゴールドはどんどん増えていきます。しかし、常に7勝以上するというのはトッププロでも無理ですし、ましてやゲームを始めたばかりの人が7勝以上をキープするというのは至難の業でしょう。まずはカジュアルやランク戦でゴールドを貯めていきましょう。
 忘れてはならないのは、このゴールドを貯めている間、新たにカードが増える機会はごくわずかだということです。Tavern Brawlの報酬や、フレンドの観戦クエストなどでクラシックパックを手に入れることはできますが、一度に課金して手に入れた場合には当然かないません。アドベンチャーのためのゴールドを貯めている間、ほとんどデッキの強化ができないということは覚えておきましょう。

 3.Goldを貯めてBRMを開放する。
 BRMのカードはnaxxほど強力ではありませんが、1週目で手に入るEmperor Thaurissaや4週目で手に入るFlamewakerなどが採用率が高く強力です。この拡張は他のパック拡張や既存カードとのシナジーのほうが重要なので優先度は低いです。

 4.ひたすらアリーナを回す
 ここまででアドベンチャー2種を開放してしまえば、腕さえあればそれなりのランクまで上がることができるようになっていると思います。後はひたすらアリーナを回しましょう。アリーナでは現在3種のパックがランダムで獲得できるようになっているので、狙ったパックを引き続けるのは難しいですが、ほとんどカードが揃っていない状態であればどのパックを引いてもそこまで外れは出ません。パックを引いた後はダブったカードを分解するとだいたい5~40ダスト程度が手に入ります。このダストを貯めて必要なカードをクラフトします。

 5.カードをクラフトする
 パックを開けることで手に入りづらいカードをクラフトしてデッキを整えましょう。普通はカードのクラフトというのはパックからなかなか出ないエピックやレジェンダリーを作るのが基本ですが、無課金の場合はまずは採用率の高いレアやコモンを優先的にクラフトしましょう。余裕が出てきたら最強のレジェンダリーである「Dr.Boom」をクラフトしましょう。ナーフ候補筆頭といわれていながらなかなかその気配がないところから、この先もナーフされる可能性はほぼないと思われます。

 以上が無課金でやっていくための方法です。無論、ランクで上を目指すのでなければアドベンチャーを開放せずにひたすらアリーナだけをやるのも悪い選択肢ではありません。アリーナの報酬パックがランダムであるところから、ますますカード資産を揃えるのが難しくなっています。無課金で狙ったカードをそろえていくのはとても難しいので、自分の財布や時間と相談して遊びましょう。

【Hearthstone】今から始めるHearthstone「推奨編」

HearthStone ゲーム 紹介とおすすめ

 本稿は新たにハースストーンを始めたい人、あるいはつい最近始めたばかりの人向けの記事となっております。日本のハースストーン人口がさらに増えることを望みます。

 1.導入について
 始める前の注意点ですが、サーバーはアジアよりもアメリカ鯖を選ぶのが得策です。将来的に大会に参加する場合はアメリカ鯖から参加しなければいけないという決まりがあり、日本人の人口自体もアメリカ鯖が一番多いです。じゃあアジア鯖はどうなのかというと、韓国や中国の人が一番多いです。それで何が不便かといえば、ハングルや中国語が読めない限り「対戦相手がなんという名前なのか分からない」というのが大きいです。ハースストーンではプレイヤー間でのフレンドシステムがありますが、アジア鯖だとフレンド登録をしてもフレンドとのコミュニケーションが難しい事という態に陥る可能性もあります(アメリカ鯖でも英語じゃないとコミュニケーションできないかもしれませんが)。ハースストーンのデイリークエストには「フレンドが対戦して勝利するのを観戦モードで見届ける」というものがあり、フレンドがいないとこのクエストを達成できません。フレンドが作りやすいアメリカ鯖が推奨されます。最も、リアルの知人がいて、一緒にプレイするというのならばアジア鯖でも困らないかもしれません。アジア鯖は民度が~なんて声も聞かれますが、勝ち確のBM(バッドマナー)や遅延プレイなんてどの鯖でも大して変わりません。
 サーバーを選択してチュートリアルが終わったら、CPU戦でいいので全ヒーローのレベルを20まで上げましょう。そうすることによって「Tavern Brawl」への参加が可能になります。毎週更新される特殊ルールでの対戦モードなのですが、自力でデッキを構築する週とあらかじめ用意されたデッキで戦う週が交互にあります。自力構築はカードが集まるまでは難しいかもしれませんが、固定デッキの週はカード資産に関係なく遊ぶことができ、1勝でもできればカードパックが貰えます。初心者にとっては非常にありがたい仕様なので活用していきましょう。
 また、対戦をする前にたのプレイヤーの動画を見ることも結構重要です。youtubeでもニコニコ動画でもなんでもいいので、うまい人がプレイしている動画を見るのはかなりの勉強になります。中でもお勧めなのが「Trump teachings」のシリーズです。これはプロゲーマーであるTrump氏がハースストーンの基礎について解説をしているシリーズで、どういう考え方がプレイの基本になるのかが分かりやすく解説されています。元は英語ですが、ニコニコ動画には一部が翻訳されたものもあります。
  
 2.対戦について
 対戦モードは現在4種類あります。勝敗によって自分のランクが上がり下がりする「Ranked」、ランク関係なしの「Casual」、Goldを払って参加する「Arena」、先に紹介した「Tavern Brawl」の4つです。初めてはカジュアルがいいのかといえばそんなことはありません。ランク関係なしなのでランク25からランク1まで平等にマッチングする可能性があります。ただ、カジュアルにも内部レートが存在し、カジュアルモードで連敗を続けると自分と同じくらいの相手と当たるようになるらしいです。逆にランク戦では、ランク25~20までは負けてもランクが下がらないので、同じような初心者とばかり当たることになります。アリーナは特殊なモードです。入場料として150ゴールド(あるいはリアルマネー)をを支払い「ランダムに表示される3種のカードから1枚を選び、それを10回繰り返してデッキを作り対戦する。勝敗数によって報酬が貰えて、3敗するか12勝すると終了」というモードです。サービス開始当初は「初心者はまずアリーナでカードの種類や強さを覚えろ、パックを貰って資産を増やせ」という風にいわれていましたが、現在ではカードプールが増え、強いデッキが組みにくくなっているためあまり初心者にはお勧めできません。報酬で貰えるパックが現在3種のうちからランダムというのもその一因となっています。なので、アリーナをやるならばある程度カードに対する知識を蓄えてからのほうがいいでしょう。ちなみにアリーナの報酬は0~2勝、3勝~6勝、7勝~10勝、~12勝といった順で報酬が増えます。3勝でトントン(パックが1つ100Gなのに対して報酬がパック1つ+約50G)、7勝以上で収支プラス(パック+150G以上)といった具合です。Tavern Brawlについては1で説明した通りです。毎週ルールが変わるので、参加できそうな週はぜひ参加してパックをゲットしましょう。

 3.課金について
 ハースストーンは基本無料ではあるものの、腐ってもTCGです。初心者とそれなりにプレイしている人間との間では大きなカード資産差があります。無課金でも徐々にカードは集まっていきますが、すでにカードを持っている人との差をすぐに埋めたければパパッと課金してしまうのが一番有効です。現在ハースストーンの拡張は5種類あります。
 ・クラシックパック
 初期からあるので拡張といえるか怪しいですが、一応拡張ということにしておきます。最初期からあるということで、ハースストーンをやる上で重要なカードが大量にあります。コモン、レア、エピック、レジェンダリー等、どんなデッキでも使える汎用性の高いカードが多いです。まずはこのパックのカード集めていくのが重要です。
 ・Curse of Naxxramas
 アドベンチャー形式の拡張です。アドベンチャーとは、ストーリー仕立てのCPU戦をクリアすることによって報酬としてカードが貰える形式のことで、枚数こそ少ないものの非常に強力なカードが揃っています。特にこのCurse of Naxxramasはパワーカードが特に多く、単体で出しても強く汎用性が高いカードが揃っているので、クラシックと同じく必須の拡張です。
 ・Goblins vs Gnomes
 新種族「Mech」が登場した拡張です。Mechデッキは比較的安く組むことができるので今でも人気があります。コモンやレア、エピックには必須級のカードは特にありませんが、この拡張で追加されたレジェンダリーカード「Dr.Boom」は極端なアグロデッキ以外にはほぼ間違いなく採用されるレベルの強力なカードとなっています。後々に絶対にクラフトしておきたいカードです。
 ・Blackrock Mountain
 アドベンチャー形式の拡張です。Naxxramasと比べてカードパワーは抑え目ですが、現在流行している「パトロンウォーリアー」デッキを構築するために必要となるカードがこの拡張にあります。また「テンポメイジ」と呼ばれるデッキのパーツもこの拡張にあるので、優先度は低いものの必要な拡張です。
 ・The Grand Tournament
 現在最新の拡張です。ヒーローパワーに着目した新しい特殊効果「Inspire」が実装されています。BRMに引き続きドラゴン種族が増えており、「ドラゴンプリースト」という新しいデッキが生まれました。また現在最強デッキといわれている「シークレットパラディン」が登場したのもこの拡張です。もっとも、この二つのデッキを組むにはレアやエピックが必須であり、プレイングも特殊なので初心者向きではありません。現状では優先度は最も低いといってもいいでしょう。
 まとめると、重要度でいうならクラシック>naxx>GvG>BRM>TGTといったところでしょうか。組みたいデッキがあるならばそれに寄せて拡張を揃えていくことも必要です。
 問題はどのように課金するかですが、以下のようにパターンを考えてみたので課金を考えている方は参考にしてみてください。
 パターン1:アドベンチャー2種+クラシック60・GvG30・TGT30パックずつ
 合計すると、3500G×2+6000G+3000G+3000G)=19000Gとなります。これくらいを揃えると大体のカードが揃うことになると思います。ダブったカードは分解してダストにすることが可能で、そのダストで必要なカードをクラフトできるので、必須級のレアやエピック、レジェンダリーも作成することができます。一度の課金額としては高額になりますが、その分見返りも大きいといえるでしょう。

 パターン2:アドベンチャー2種+クラシック30パック(3500G×2+3000G)=10000G
 クラシックに絞った課金方法です。ハンターの安いデッキ程度なら組める程度になるでしょう。しばらく使わないであろうカードを崩せばパトロンウォーリアーも組めるようになります。

 パターン3:アドベンチャーのみ(3500G×2)=7000G
 パックからは狙ったカードが出るとは限らないので、アドベンチャーのみ課金するというのも賢い選択です。特にnaxxのカードが強く、これらのカードを揃えるだけでも非常にデッキは強力になります。

 大体はこれらのうちのどれかで課金するのがよいでしょう。アドベンチャーの課金を強く進めているのは、まとめてリアルマネーで買うと少しお得になり、ゴールド貯めていくとなると非常に遠い道のりになるからです。アドベンチャーは700G×5の構成となっており、実装当時は1週間に1ずつ解放されていく形式でした。デイリークエストで手に入るゴールドは平均すると1日で50ゴールド前後となり、1週分を開放するのに2週間ほどかかる計算となり、自力で3500G貯めるとなると1ヶ月から2ヶ月の時間を必要とすることになり、しかもその間デッキは一切強くならないというオマケつきです。思うように勝てなくてストレスがたまること請け合いなので、アドベンチャーに関してはさっさと課金してしまうのが一番よいでしょう。
 なお、課金する際はアマゾンコインでの課金が更にお得です。ハースストーンをandroidのアマゾンアプリからダウンロードすることによって、課金の際にアマゾンコインを使うことが可能になります。アマゾンコインは定期的にキャッシュバックキャンペーンを行っているので、その時を狙って課金すれば普通に買うよりも5%から10%ほど安く済ませることができます。PC上からでもエミュで可能なようですが、そちらは自己責任で。

 4.デッキ構築について
 ハースストーンは海外の掲示板などで様々なデッキが考案されているほか、有名プレイヤーが使うことによって一気に有名になるデッキもあります。多くの人がそれらの有名なデッキをコピーして遊んでいます。無論これらはある程度カード資産があることが前提となっているので、初心者のうちは完璧はコピーデッキを組むことも難しいでしょう。そういった場合はできるだけ安いデッキを探してみましょう。日本語のポータルサイトには様々な安いデッキリストが載っているので、その中から組めそうなデッキを選びます。中でも安く組めてそれなりに強いのがフェイスハンターやMechメイジと呼ばれているデッキです。レジェンダリーなどは代わりになるカードをいれても何とかなります。


 以上が、今から始めるハースストーンの「推奨編」です。一言でまとめてしまえば、「まずはアドベンチャーとクラシックに課金してカードを揃えろ」ということになりますと。基本無料なのに課金は抵抗がある、という人もいるかと思いますが、ダブりがあってもそれをダストにして新しいカードにすることもできますし、何より勝てないストレスを課金で軽減できると思えばいいでしょう。それに艦これのケッコンカッコカリのような課金に比べればよっぽどマシな部類だと思います。今回は推奨編ということでしたが、次回は「無課金編」で一つ行きたいと思います。完全無課金は正直に言って茨の道ですが、それでも課金したくない人向けの記事にしたいです。

【黒ロン祭り】黒ロンに潜む二面性と魔女の分類

 9月6日、黒ロンの日おめでとうございます。今回のテーマはタイトルの通り黒ロンと魔女の関わりについて、ということで一つ行きたいと思います。
 >参加先黒ロン祭2015開催のお知らせ
 前提として、黒髪ロングという髪型、事象というものには完全に対立する二つの要素が同時に成立というところから始めていきます。これに関してはあまり考えるところはないでしょう。黒ロンというものは清純、純潔の証である一方で、男ウケのいい髪型、ともすれば男をだましやすい髪型の筆頭でもあり、近年ホットワードとなって同時に腐っていった「オタサーの姫」や「サークルクラッシャー」を象徴するような髪型でもあります。また、黒髪ロングには病に伏せる病弱な少女のイメージがある一方、武道をたしなむような力のある女性の髪型にもなるところがあります(この場合、たいていポニーテールがセットになりますが)。
 
 このように、黒髪ロングはある一部の属性と、それと全く逆の属性を同時に成立させうるという特徴を持っています。私は以前に黒ロンとは反逆の証であるという記事を書きましたが、syousiki.hatenablog.comそれと同時に黒ロンは男ウケのいい髪型であるという主張があったとしても全く矛盾しない、という現象が起こります。これは、黒ロンの持つ懐の深さであると同時に、黒ロンの持つ不可解さ、不気味さであるともいえるでしょう。


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 さて、ここで以前読んだ「魔女の世界史」という本から図表を引用したいと思います。これは過去から現在まで魔女と呼べる存在の分類を簡単に表したものですが、この相反する要素を持ちながらも同様に「魔女」と呼ばれるこの存在達、黒ロンと極めてよく似た存在であるといえるのではないでしょうか。この「魔女の世界史」という本は副題に「女神信仰からアニメまで」とあるように、古代から現代まで、人々が魔女と呼ばれる存在に対してどのような視線を向けていたのかをたどる本となっています。この魔女に対する視線の変化というのは、黒ロンが集めてきた人々の視線と同じなのです。時に畏敬の念を。またある時には侮蔑の視線を。黒ロンこそが、魔女の髪型に相応しい――といったら言い過ぎになるでしょうが。

 さて、まだまだ書きたいことはあったはずなのですが、データが吹き飛んでやる気も一緒に消えてしまったので本稿はこの辺で閉じさせていただきたいと思います。また細かに書きたいことがあったら追加していくかもしれません。本当に申し訳ありませんでした!!

【Hearthstone】Tavern Brawl #6開幕

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 デッキ固定ルールってつまんねーなと思うTBですが、今週は自力構築のルールです。今回のギミックは「最初から10マナスタート」というもの。そのため、基本的に低マナカードを入れる必要性はあまりなく、高コストのカードをなるべくたくさん積んだほうが有利になります。なんか早くもネタ切れ感がありますが、一応見ていきましょう。

 1.対戦の流れ・おすすめカード
 ハンドアドバンテージがある分後攻が有利……みたいな話は全くありません。高コストのレジェンダリーを先出しできる先行超有利です。後攻は相手が出したカードに対して何らかの対処をしないといけないのでテンポ面で後れをとることが多々あります。特に初手Alexstraszaはいきなり相手に15ダメージというふざけた展開を作ることができるので非常に強力です。ダメージスペルが優秀なクラスの場合はそのまま次ターンで勝負がつくことさえあります。もちろんRagnarosも十分すぎるほどの強さを持っていますし、対処のしづらさでいえばOnyxiaも有用なカードとなるでしょう。
 無論、最初から大量のマナを使えることを利用して低コスミニオンを大量展開することも可能です。例えばシャーマンなどは、2/3/2WindfuryとFlametongue Totemが上手くかみ合えば次のターンで勝負が決まることもありえます。ただし、一度に大量にミニオンを展開しても、相手の全体除去もすぐに使えるためにリスク自体は高いです。
 
 2.クラスごとの戦略やマリガン
 まず、どのクラスを使うにしても高コストのレジェンダリーを手札に残すようにしましょう。また、後攻の場合は相手が出してきたミニオンに対する除去を用意しておく必要があります。この点において、低コスの除去を持つプリーストが優秀です。基本的にどのクラスもレジェンダリーがあればあるほど強いのですが、カード資産がない場合はプリーストがお勧めです。プリーストには相手のカードを盗むものが多くあり、相手が強力なカードを使っていればいるほど強力なカードをプレイすることができるようになります。1マナのMind Visionは9マナまでのミニオンを即座にプレイできますし、Thoughtstealはいわずもがな、Mind Controlも1ターン目から使えるのでアドバンテージの確保に役立ちます。

 3.資産差の問題
 すでに書いた通りですが、今回のルールは結構な資産差が出るルールです。高コストのレジェンダリーを1ターン目にプレイできるかどうかはアドバンテージを得るうえで非常に重要になってきます。無論普段は使えないとされているアドベンチャーのレジェンダリーなどもそれなりに使えるルールではあるのですが、やはりパックからでるレジェをほとんど持ってないとなると厳しいものがあります。そういう場合は、上で書いたようにプリーストで相手のカードを盗むように立ち回る、シャーマンでWindfuryミニオンとFlametongue Totemの組み合わせを利用して瞬殺する、などの工夫が必要になってきます。また、パトロンウォーリアーはそのままでも結構強いので、相手との資産差がきついと感じた人は試してみてください。

【Hearthstone】Tavern Brawl #4開幕

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 前回のwebspinerオンリーのTB#3はあまり面白くなかったので記事にしませんでしたが、今回のルールはなかなか面白いので記事にしていきます。ちなみに前回のルールがつまらなかったのはデッキ固定使えるミニオンがビースト限定で幅が狭く、一々クモを倒さないといけないためテンポが悪かったのが原因だったと思います。
 さて今回のルールはデッキは自分絵の構築で、「スペルを使用する度に同じコストのミニオンをランダムに召喚する」というもの。例えばドルイドのSwipeを使用するとChilwindYetiが召喚される、といった具合です。当然ながら強いスペルを持っているクラスほど強く、スペルがあまり強くないクラスほど評価は低いです。序盤の低コススペルが強ければ強いほど対戦が有利になるでしょう。

 1.対戦の流れ
 後攻が持つことができるコインがスペルであるため、基本的には後攻が有利になります。コイン+2コススペルを使うことで0マナミニオン(0/2taunt or 1/1)+2コスミニオンを召喚することができ大きなアドバンテージになります。ミニオンを入れるとその分テンポ的に損をすることになるため、基本的にデッキは全てスペルで組むことになります。スペルを適当に入れるだけでなく、各コストごとにどんなミニオンが召喚されるのかを考えてデッキを構築しましょう。お勧めのスペルは「ミニオンを召喚する効果があるスペル」です。1枚のカードで2体のミニオンを召喚することができます。それから処理の順番なのですが、1.スペルを起動→2.ミニオンを召喚→3.スペルの効果発動という順番になっています。なので、スペルに反応するタイプの効果を持ったミニオンは召喚されてすぐに効果を発動できます。

 2.お勧めのクラス
 頭一つ抜けて強いのはドルイドでしょうか。序盤のスペルのWild growth,Mark of the wild,Wrath,Power of the wild,Innervate辺りが手札に固まるとあっという間に盤面に2コス相当のミニオンが3体並ぶことになります。特にPower of the wildは、2コスのミニオンが召喚された後に全体buffがかかるので盤面の構築に役立ちます。初手コイン→Wild growth→Innervate→Power of the wildと繋げば、0コスミニオン召喚→2コスミニオン召喚→0コスミニオン召喚→2コスミニオン召喚→ミニオン全体に+1/+1というすさまじい盤面を構築することができます。
 また、普段ならばコストが高くて採用されないようなスペルでも、そのコストの高さが逆にメリットになる場合もあります。Recycleなどは、相手のミニオンを一体除外しつつ6コスのミニオンを召喚することができますし、Dark wispersも2体の大型ミニオンを瞬時に誕生させることができます。
 それ以外にも、スペルの効果が強いメイジ、高コストで強い効果を持つパラディンなども同様の強さを持っています。メイジはフレイムストライクで7コスミニオンを、パラディンはLay on handsで8コスのミニオンを召喚することができます。
 地味ながらも注目したいのはプリーストです。1~3マナ対に優秀な除去スペルを持っており、特にマインドコントロールの使用時は相手のミニオンを奪うと同時にsea giantかDeath wingを召喚することができます。また、BRMで追加されたResurrectは2コスミニオン1体+すでに死んだミニオン1体復活という効果になるのも非常に強力です。

 3.注意すべき挙動
 最初に書きましたが、「スペル起動→ミニオン召喚→スペルの効果発動」という順番で処理が行われます。例えば、2コススペルでWild Pyromancerが出てきたときはすぐにその効果が発動するため、予期せず自ミニオンが焼かれたりということも起こります。また、2コススペルからはDoomsayerが出てくることもあります。
 また、コストが低減されていたカードはそのまま低減されたコストで計算されてミニオンが召喚されます。MageのSorcerer's Apprenticeが場にいる場合、2コスのスペルは1コスになりますが、その際1コスのミニオンしか召喚されません。そうなると、あまり得なことがないことがよく分かると思います。また、6コスのスペルからはEmperor Thaurissanが出てくることが有りますが、このカードの効果でスペルのコストが下がると、同じことが起こります。これらの挙動を逆に利用すると、2ターン目にMillhouse Manastormを召喚した場合、相手は0コストのミニオンしか召喚することできなくなる、という事態に持っていくことも可能です。
 また、相手がスペルを大量に持っているからといって安易にLoathebを出すのも考え物です。増えたスペルのコストによっては強力なレジェンダリー級の大型ミニオンが出てくる可能性があるからです。

 4.まとめ
 自力構築のためある程度は資産が必要ですが、デッキ固定よりもはるかにゲームに幅があっていいルールだと思います。スペルのみでデッキを組むのが良いとは言いましたが、メタるために Burly Rockjaw Troggを入れたりKezan Mysticを入れたりしても面白いデッキが組めるので試してみてはいかがでしょう。

【Hearthstone】Tavern Brawl #2開幕

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 第2回のTavern Brawlが開幕しましたね。今回のルールは「Banana Brawl!」という名称で、デッキはプレイヤーが自分で組むタイプとなります。普通の対戦との違いは、「ミニオンが破壊される度にスペル扱いのBananaが手札に加わる」というといものです。このBananaには4種類あり、通常のBananaと同じ「Minionに+1/+1」、Bigbananaという「Minionに+2/+2」、「1点ダメージ」「Minionのアタックとライフを入れ替える」という効果を持っています。これらのスペルを如何に使っていくか、最大限生かせるデッキを組むことが必要になります。

 1.対戦の流れ
 基本的にはアグロが支配的に有利です。ミニオンが破壊されたとしてもハンドアドバンテージを失うことがなく、ミニオン単体の打点も上げることができるからです。コントロール側は1-2交換をしたとしても相手側にBananaが渡ることになるので不利な展開になることが多いです。実際、私もプリーストでパイロマンサーを入れてやってみたのですがBananaによる1点ダメージでパイロマンサーが簡単に倒されてしまいほとんど通用しませんでした。基本的にはミニオン同士の殴り合いになることが多いですが、相手の盤面を一掃しても、倒した分だけ相手にBananaが行くことを忘れないようにしましょう。

 2.お勧めのクラス・クラスカード
 よく見かけるのはメイジ、パラディン、たまにシャーマンでしょうか。メイジはMana wyrm/Sorcerer's Apprentice/Flamewakerが非常にルールと噛み合っていて強いです。Mirror Imageも破壊された際にBananaが手札に加わるので相手にとっては非常に厄介なカードになるでしょう。スペルがレジェンダリーのArchmage Antonidasともシナジーを生みますし、シークレットのSpellbenderも面白い挙動になります。相手のBig bananaを奪えると非常に大きなアドバンテージになります。
 BRMを開放していないならばパラディンもアグロ気味に組むとなかなかの強さを誇ります。特にヒーローパワーで出てくるトークンが倒されるたびにBananaが手に入るのが強いです。実質的に2マナでBananaを1枚手札に加えているといってもいいでしょう。当然のことながら、Muster for Battleが非常に有効なカードとなります。3マナでスペルを3枚手札に加えることができます。メイジと比べるとFlamewakerの火力がないのが気になりますが、メイジよりも多くのBananaを使うことができるので、そこを有効に使っていくことが求められます。
 ミニオンを並べるという意味ではシャーマンもパラディン同様の効果を期待できます。スペルトーテムの影響でダメージBananaが2点になるという点も見逃せません。Bananaの効果でトーテムを簡単に動かせるようになるのも大きいでしょう。トーテムが倒されてBananaが手札に→トーテムをBananaでバフして動かす→という流れができれば強いことは間違いありません。相手がBananaでミニオンをバフしてもアースショックやHexで無力化できるのも有効です。

 3.お勧めのニュートラルカード
 相性のいいクラスカードを持つヒーローが支配的に強いですが、このルールに有効なニュートラルカードを使えば他のクラス、ウォーロックやハンターなども戦えるようになります。またミラクルローグも多少復権しているかもしれません。さてニュートラルカードですが、破壊された後も場に残るミニオンや、複数ミニオンを召喚するカードなどが有効です。
 ・Haunted Creeper
 3枚のBananaが手に入ります。アグロデッキで主力になるカードなのでぜひとも入れておきたいところです。
 ・Harvest Golem
 2枚のBananaが手に入ります。残ったゴーレムをBananaで強化すればさらに有利な交換が望めるのが強みです。
 ・Murloc Tidehunter
 2枚のBanana。そこまで強いとは思いませんがこれを使ってくるメイジがいました。
 ・Knife Juggler
 これ単体ではBanana的には関係ありませんが、トークンを複数出すカードと相性が良いので採用の価値はあります。どうせアグロをやるのならば必須級でしょう。
 ・Mana Addict
 残しておくとBananaの効果で一気に巨大なサイズになって襲い掛かってきます。出されたら可能な限り早く除去するようにしましょう。
 ・Questing Adventurer
 上記のMana Addictと同様に、一気に大型ミニオンとなります。出てきたら可能な限り早く倒しましょう。
 ・Piloted Shredder
 Banana2枚。ハーベストゴーレムと採用理由は同じです。
 ・Violet Teacher
 スペルに反応してトークンを生み出すだけでなく、トークンが倒された時もBananaを手札に加えるので、非常に大きなアドバンテージを得ることができます。
 ・Troggzor the Earthinator
 相手が大量のスペルを抱えている場合は有効。羊やカエルにされても4/3/5が残る上に相手はスペルを使いづらいままなので相手の動きを抑制できます。最も、アグロ同士の対戦が多くなりがちなのであまり活躍する場面は多くないですが……。
 
 4.まとめ
 だらだらと書きましたが基本的にはアグロが優勢かと思います。ミニオンの選択を誤らなければウォーロックも全然行けると思いますし、ひょっとしたらパイロマンサー入りのプリーストも活躍する可能性もあるかもしれません。スペルメタでBurly Rockjaw Trogg、相手がハンドを溢れさせているときに対応してGoblin Sapperという選択肢もあります。残り期間はあまりないですが少しでもメタが回ったら面白いですね。

【Hearthstone】Tavern Brawl #1開幕

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 Hearthstoneの新モードであるTavern Brawlが開幕しましたね。このモードは毎週変更される特殊ルールでの対戦モードとなっており、一勝すればクラシックパックが一つもらえる他、勝ち数がカウントされているようです。
 一回目である今回のルールはBRMでもあったラグナロスとネフェリアンの対決がモチーフとなっており、ランダムにお互いのヒーローがラグナロスかネフェリアンのどちらかになっての対戦となります。デッキはそれぞれ固定で編集はできません。参加費にリアルマネーやGoldは必要ないので、資産が全くない初心者でも参加しやすいモードであるといえるでしょう。

 で、この対戦ですが現状ではネフェリアン側が圧倒的に有利だといわれているようです。その辺について少し考えてみたいと思います。

 1.お互いのスタート時の違い・試合展開
 ラグナロス側は直接のライフが60、ネフェリアン側はライフ30+アーマー30という違いがありますが、そこは重要ではありません。最大の違いは、ネフェリアン側は5マナからスタートするというところです。ネフェ側が有利といわれている理由はここにあります。ラグナロス側は2/6の武器を持ってはいるものの普通に2マナからスタートするので、どうやってもテンポを取られがちになります。如何に序盤をしのいでマナが並び始める6ターン目以降で巻き返せるかという戦いになるでしょう。

 2.ヒーローパワー
 ラグナロスのヒーローパワーはいつものものと同じ「DIE, INSECT!(ランダムに敵に8点)」かと思いきや、5/1のMagma Ragerを召喚するものに変わっています。これは初期装備の2/6の武器が破壊されることによって DIE, INSECT! に入れ替わるのですが、6ターン目までは強力な8点ダメージが使用できません。毎ターン武器の耐久を減らすようにしましょう。6ターン目から使えるDIE, INSECT! の効果は多くの場合ネフェリアン側のヒーローパワーの効果を上回るので、そこからが本当の勝負となります。
 ネフェリアン側のヒーローパワーは全てのスペルの中からランダムに1枚を手札に加える「Wild Magic」です。しかも仕様コストを0に下げるというおまけまでつくので、場合によっては0コスマインドコントロールや0コスパイロブラストなどの想像を絶する効果を発揮することが有ります。無論外れがないわけではないですし、ランダム高価なので、最終的に必ず使うことが分かっているならターンの最初に使うようにしましょう。

 3.マリガンや対戦時に気を付けるべきこと
 ラグナロス側は低コスミニオンを残すようにしましょう。ただしフレイムインプのようなカードは相手の5コスミニオンに対して太刀打ちできないので、可能ならばLiving Lava(2/6/6Taunt)やLiving Bomb、Lucifron、Son of the Flame(3/6/3、6点ダメージ)などを残すようにしましょう。とくにLiving Bombは相手がミニオンを出すのも防ぐことができ、こちらがボードにミニオンを展開しテンポを奪い返すのに役立ちます。そして何より大事なのが毎ターン武器を使って耐久を減らすことです。普通武器はボードコントロールに用いるものをされていますが、この武器ではネフェリアン側が出すミニオンはほとんど倒せないので意味がありません。相手の顔面でもなんでも殴って耐久力を減らしましょう。DIE, INSECT! が使えるようになれば大体の相手ミニオンを倒すことができるようになります。また。効果が分かりづらいですが、Core Hound Puppiesもはまると強力なカードです。スペルを2枚同時に発動し、場に4体のCore Hound Pupが並んだときのコントロール力は非常に高いです。
 ただし、終盤でボードを取れたといっても油断は禁物です。ネフェリアン側にはShadowflameという凶悪なカードがあり、たった2枚で自身のボードが壊滅するということも十分にありえます。全体でみてもラグナロス側が不利なつくりとなっているので、とにかく序盤をしのぐことに専念するべきです。

 ネフェリアン側については特に考えることはありません。できるだけマナを使い切るようにしてカードを CT! もさほど脅威ではありません。気をつけなければいけないのはやはりLiving Bombでしょう。このスペルの対象にされたミニオンは、次のターンに必ず死んでしまうので相手ミニオンにぶつけて相打ちを取ったり、最悪Shadowflameの対象にするなども考えておかなければなりません。マリガンで持っておくといい仕事ををしてくれるのは6/7/7のVaelastraszでしょうか。後攻でコインから出せれば相手にとっては大きすぎるプレッシャーになります。また、最初に出すミニオンはラグナロス側の武器で殴られても死なないミニオンを選ぶべきです。特にDragonkin Hatcherなどは、2/2のミニオンを生み出してしまうため、ラグナロス側はあまり損をせずに武器をふるうことができます。そういう意味も込めて、序盤で出すミニオンはできるだけコストが高いミニオンを選びましょう。
 ランダム効果のあるカード全般においていえることですが、前のカードの結果次第で次にプレイするカードが変わってくる、という場合では、ランダム要素は先に消化しておくべきです。例えばネフェリアンの場合、最初にヒーローパワーを使っておけば、場のミニオンでトレードしに行くよりもいい結果が得られるかもしれないからです。