しょーしきのしょーしつてん

消失点を探そうと思います

「ハイスコアガール」読んだ。

 各所で話題のハイスコアガールを読んでみた。今年の初め頃に格ゲー動画勢入りした影響もとても大きいけれど、ともあれ格ゲーに対する関心が上向いている今のうちにと思って読んでみた。
 めっちゃおもろい。そして思った。10年前に生まれたかったと!!!!!!
 自分でも最近分かりだしたのだけれど、私は人が楽しんでいるのを見るととにかくそこに混ざりたくて仕方がない性質のようで、それが自分の知っている人や話題なら尚更、ただし知らない人嫌いな人知らない話題ならどうでもいい、という首突っ込みたがりの人間らしくて、格ゲー動画勢入りした今では、ハイスコアガール内で展開されている格闘ゲームの話題が羨ましくて仕方ない。その頃の私はゲームセンターという文化にあまり触れたことがなくて、格ゲーなんて触ったこともなく、時代的には50円ゲーセンの存在もあまり知らない。なもんで、ひょっとしたら、自分が10年前に生まれていれば、彼ら・彼女らのようにゲーセン文化に触れていたかもしれないという憧れと残念さがある。
 なんといっても、格ゲーブームの全盛期をまったく体験していないのである。ストⅡといえばほとんどの人が触ったことのあるゲームみたいな扱いをされているが、その頃の私は1歳であり、その後も近隣にゲームセンターなんてものものなかったし、ゲームハードを持った友達もあまりいなかったので、格闘ゲーム全般に触ったことがなかったし。
 とはいえ、10年前に生まれたとして、そうしたら今と同じ位置に立っていることができるかといったらそりゃ無理だろうなという感じでもあるので、それはそれで勿体ないなと思うわけで。

 ともあれ、ハイスコアガール、おススメです。押切連介は本当に「可愛い女の子」を書くのが上手いなあと思います。「可愛い女の子の絵」と「可愛い女の子」は別物だよなとはいわれるけども、小学生編のヒロインとか、全然喋らんのにこれだけ可愛いのは素晴らしいなと思います。あとはこっそり舌を出してる表情とか書かれたら完璧に落ちる(私が)。