しょーしきのしょーしつてん

消失点を探そうと思います

制服観察レポート

 台風一過の青空の日。10月1日。衣替えの日である。前日の台風の影響で、電車の遅れや本数の減少などがある中での制服観察となった。前日にあらかじめ制服予報を出していたので、その結果が正しかったかどうかを検証しながらのレポートとする。

 1 単純観測結果
 観測時間 午前7:10~午前8:30
 観測地点 
 盛岡駅
 その他(移動時等)
 観測サンプル数 183
 うち冬服の数 166
  
 
 今回の観測については、台風による影響による運行ダイヤの変更により学生の集中が起こったため正確な計測が難しかったが、目についた制服を可能な限り観測した。結果としては、ほとんどの生徒が冬服であり、冬服でなくても、上衣を着ていないだけでベストやカーディガンなどを来ている生徒が多かった。男女別でみると、男子はほぼ全員が冬服であり、冬服以外の生徒は女子である場合が多かった。また、セーラー服の学校は100パーセントが冬服であり、ブレザーの学校のみが冬服の上衣を着ていないことがあった。

  2 考察
 ・時間帯について
 電車の本数が減ったため非常に混雑し、一極集中が起こったため、ほとんどの生徒を観察することができた。しかし、親による送迎で学校に行った生徒も多かったと想像できる。通学時間帯の電車はほぼ2本だけであり、それ以降は平常ダイヤであったが、その時間では遅刻するため、生徒の数は少なかった。
 
 ・学校ごとの特色について
 セーラー服の学校とブレザーの学校で大きく傾向が別れた。セーラー服の学校では夏服は一つも見かけず、ブレザーの学校で僅かに上衣を着ずにセーターやカーディガン、ベストなどを着ている生徒を見かける程度だった。セーラーとブレザーの学校で校則の厳しさに違いがあるとも考えられるが、そこまでの確認は不可能だろう。

 ・天気について
 台風一過の晴天模様だったが、時折太陽が雲にかくれたり小雨がぱらついたりもして、気温が高く湿度が高い一日だった。また、電車内が混雑していたのも影響してか、制服を腕まくりしたりする生徒も数多く見られた。余談だが私は制服のワイシャツやブラウスで上衣を巻き込むように腕まくりしているのが大好きである。

 3 制服予報との比較とまとめ
 制服予報はほぼそのまま的中といってもいい結果であった。しかし、ブレザーとセーラーとの比較について考慮していなかったり、台風のことを忘れていたりなど、予測できたはずのことが予測できていなかったなど、不十分な点も多かった。今年は夏が非常に暑く、9月、10月になっても気温が高い日が続いたため、冬服好きには受難の年となる可能性があるのかもしれない。