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しょーしきのしょーしつてん

消失点を探そうと思います

ハートオブクラウンにおける公開情報について

 基本的にボードゲームというものは公開情報が多いほうが(非公開情報が少ないほうが)実力を反映しやすいといわれています。例えば囲碁や将棋などは公開情報が100パーセントであり、非公開情報はありません。それと対極にあるのは麻雀やポーカーで、相手の持ち札や次のドローなどは分からないので、非公開情報が多く運の要素が強いゲームといえるでしょう。とはいえ公開情報から非公開情報を読み取る技術やセオリー、感覚なども色々といわれるところがあるので、非公開情報といえども100パーセント分からないわけではありません。
 そういうわけでハートオブクラウンの公開情報と非公開情報はどのように考えることができるかを考察していこうかと思います。

・公開情報
 ハトクラにおけるすぐに分かる公開情報は「マーケット」「最初の2ターンの手札の内訳」「デッキ枚数」「他人の継承点」などがあげられます。マーケットについては、重要なカードが公開されているか、都市・大都市・呪い・継承点カードの残り枚数などが公開情報になるでしょう。最初の2ターンの手札の内訳については、ゲーム開始時のデッキ枚数が10枚で手札が5枚あることを考えると、手札の内訳も予想することが可能です。デッキ枚数も同じく、手札と捨て札の合計、他人の継承点は表示されているのですぐに分かるでしょう。
 さて、この中で特に重要なのがマーケットの動向です。行動カードはともかくとして、都市や大都市、継承点カードの残り枚数を把握しておくと、「他人のデッキの購買力・デッキ内継承点」を割り出すことができるからです。これらのカードのほかにも、レアカードであるカリクマや冠などの動向により、相手が戴冠式を迎えるまでどれくらいかかるのかを予想することができます。また、自分のデッキ内継承点を計算していないと、余計な行動カードを買って議員一枚分足りなかった、とかは十分ありえます。他にも、公爵が半分以上なくなっていれば場況はかなり終盤ということになりますし、レアカードを取った人も警戒しなければなりません。
 ここまで行けば分かるかと思いますが、他人が何のカードを買っているかも本当は分かるので、対戦相手のデッキ内訳も実は完全に公開情報ということになります。更に擁立時に直轄地に移動した領地の数によってデッキ内の購買力が下がるわけですが、これに関しては相手よりも自分が知っていないと痛い目を見ます(特にクラム速攻時)。
 さて、こうやって見るとハトクラにおいてはほとんどの情報が公開情報であり、把握しようと思えば相手のデッキの内訳を把握することも可能ということになります。デッキ枚数と捨て札を把握しておけば、大体何ターンで攻撃カードがやってくるかの予想もできるでしょう。とはいえ、そこまで完全にやろうと思ったらメモでも取りながらやらないといけないでしょうが…

・非公開情報
 ほとんどが公開情報といっている通り、非公開情報はほとんどありません。強いていうならばデッキの並びとそれに関係する次のドロー、後はランダムマーケットで補給される次のカードくらいのものです。とはいえ、ランダムマーケットは出ているカードを切らさない・他人の買えそうなカードを予測するなどでコントロールできないこともないですし、自分のデッキのドローについても、デッキを圧縮したり星詠みの魔女や見習い魔女、願いの泉等でコントロールというか良化することが可能です。可能というか、コントロールする確率を高めることができる、という程度ですけど。

 さて、こうやって見ると、ハトクラは非公開情報がほとんどなく、公開情報が多いゲームだということが分かるでしょう。公開情報が多いということは即ち実力が反映されやすいということで、つまりどういうことかというと私みたいなのは養分ですってことです。ランクマでマッチングしたらよろしくです。