しょーしきのしょーしつてん

消失点を探そうと思います

【ハトクラ】3ターン目以降を考える・初心者向け講座

 最近弓兵隊がマイブームのしょーしきです。強いですよね弓兵隊。
 さておき。ハトクラは1-2ターン目に出るコインは決まっていますが、3ターン目からランダムになってきます。運がよければ擁立できますし、行動カードの恩恵を受けることもできます。購買力も上がっているはずですし、更なるデッキの強化を進める段階です。
 しかし、漫然とカードを揃えていただけでは明確に戦略を決めている人に追いつけなかったり追い越されたりします。そこで、まずは1-2ターン目にどんなカードを買ったかで戦略を決めていくのをお勧めします。また、どんな戦略をとるかによってどの姫を擁立すべきかも段々と見えてくることでしょう。以下に1-2ターン目でよく取られるカードその後の展開の例を。

 1.攻撃カードを取った場合
 3-4や4-3で歩兵大隊・サムライ・見習い魔女等と都市をとった場合がこれに当たります。多少変則ですが2-5の近衛騎士団も含むでしょうか。2金がでる歩兵大隊・サムライは言わずもがなですが、見習い魔女を取った場合でも3ターン擁立の可能性はあります。その場合は4ターン目にダメイド3枚セットが確定です。
 このスタートの場合、当然ながら攻撃カードを主軸に組み立てていくことになります。特に相性と効率がいいのは弓兵隊を取りに行く戦略で、うまく回れば11~13ターン目でレアカードに手が届くのが魅力です。
 弓兵隊は1枚では効果が薄いので複数枚、できれば3枚ほど取りたいところですが、当然他のプレイヤーからのカットが入ることになります。カットされるのが嫌だとなると、どうにかして自分が独占する方法を考えることになります。答えはもう見えているようなものですが、クラムによる買いあさり、もしくは双子による追加ターンを利用するのが一番楽です。フラマリアでも悪くなりのですが、今度は農村が圧縮できないのでデッキが厚くなってしまい弓兵隊がまとまって手札に来ないという事態も起こるので注意が必要です。

 2.交易船・割符を取った場合
 3-4もしくは2-5ということになるでしょうか。2-5の割符は早馬と一緒なことが多いのでいいのですが、交易船はその後2連結のカードを取れなければドローとして活用することが来ません。ドローとして使う気があるならば連結2のカードを取っていく必要があります。かといって斥候買うのもどうかという話にはなりますが。
 交易船-都市で一番輝くのは都市を直轄地に置いた速攻クラムであることは間違いないでしょう。交易船のキープにより必要に応じて2金を発生させることができ、擁立、ダメイドセットから大都市複数外で簡単にレアカードを取ることができます。最短なら12~13ターンでゲーム終了ということもあります。交易船を取ったからにはクノイチを取るのも有効ですし、結盟を選ぶこともできます。結盟は連結2なので交易船のドローも生かすことができます。クノイチ交易船でクノイチが複数枚欲しい時、有効なのがクラムや双子なのは弓兵隊の時と同じです。クノイチでコピーするのがドローであるため、フラマリアでも問題ないのですが、きちんとキープできる直轄地を用意しましょう。
 2-5の早馬-割符はもはやいうに及ばない定番中の定番の組み合わせです。圧縮とドローを同時に叶える組み合わせであり、後追いの双子に最適な組み合わせといわれています。ただし、ダメイドと農村を圧縮しすぎた結果、擁立したら購買力が下がって2金しか出ないデッキになった、という事態もあり得るので都市を買うことを忘れずに。ちなみにこの割符圧縮組がいるときに都市に課税するとゲームが面白いことになるらしいです。
 
 3.都市開発
 3-4や4-3でぜひとも取りたい都市開発。序盤で取ることにより農村を1枚でも多く都市にしていくことができます。都市開発によってデッキ内に都市の割合が増えるということは、もちろん銀行との相性がいいということになります。都市開発-銀行は弓兵隊よりも多少時間がかかるものの、銀行自体は1枚あれば十分なため、カットされる心配はないでしょう。銀行を必要な時に使えるように皇室領を取ったり伝書鳩用意しておくのもおススメです。無論ベルガモットで銀行を拾えるならそれに越したことは無いのですが、もしベルガモットが既に取られているならば、フラマリアで皇室領と銀行を取ってキープしておき、条件に見合う手札がくるまでまつ、という戦略も可能です。また、デッキ内に都市の割合が増えるということは、ナイス擁立の可能性が高まるということであり、点姫向きのカードであるともいえます。
 気をつけたいのは割符との相性の悪さです。割符と都市開発が同時に手札に来た時、都市開発で農村を都市にしてしまうと割符で追放するカードがなくなる、という事態がよく起こります。他の圧縮カードを選びましょう。
 北限で貴族の一人娘が追加されたら、都市開発からの銀行、あるいは都市2枚から幸運の銀貨で1金プラスして一人娘を買う、というのができるようになることでしょう。今から楽しみです。

 4.鉱山都市
 これも序盤で取るカードの最右翼。5コスト以下のカードを獲得することができますが、これはもちろんサプライによってどのカートを取ったらいいかは大きく異なります。錬金術師があればまず錬金術師を、弓兵隊を集めているなら弓兵隊を、クノイチ、その他の結盟用パーツ、オウカの合成素材、などが挙げられるでしょう。例外としてはゴールドラッシュで、鉱山都市から都市を取って点姫、というのがそれなりに有効です。理想的な流れとしては、鉱山都市を含めて6金でたときに大都市と都市、大都市を利用して8金で公爵、2個目の鉱山カウンターで金貸し、金貸し絡めてナイス擁立、というのが点姫のコースです。
 鉱山カウンターで5コスを取れるのはいいのですが、擁立に使ってしまうと-4なのは注意しましょう。もちろん点姫で擁立につかうのは無しですし、その後のダメイドの貼り付けでマイナス2桁も当たり前になってしまいます。無無論それをカバーするためにレアをとったり結盟をぶん回したりできればいいのですが、パーツを集めているうちに点姫に刺されないように気をつけましょう。

 ざっとこんな感じでしょうか。今回はだいぶ初心者向けになってますね。普段から勝ってる人には当たり前すぎる話に見えますが、ハトクラスレを見てたら上位100と当たっただけで絶望してしまう人もいるらしいので、こういうのも需要あるかなーと思って書いてみました。まあ私は100入ってない人にもぽろぽろ負けるのでいいんですが。