しょーしきのしょーしつてん

消失点を探そうと思います

【ハトクラ】速攻クラムと直轄地

 クラムクラムは都市2枚or2金出るカードを取ることによる3~4ターン擁立からのダメイド3枚圧縮という速攻が非常に強いといわれています。しかし、速攻擁立からのダメイドの3枚貼り付けを行うと、継承点は大きくマイナスになり、場合によってはマイナス2桁までいくこともあります。そうなるとカリクマと冠を両方とらないと厳しい見たいなことも言われています。そこでクラムの直轄地についてちょっと考えてみたいと思います。

 ・パターン1
 農農農(-6)→(-12)
 最大のマイナスパターン。金の出るカードと農村しか出さなかった時はこの組み合わせになります。ダメイドを3枚張って-12。公爵だけで補おうとすると結構な枚数を買わないといけず、カリクマや冠を狙わないと追い越されることも多々あると思われます。基本的にカリクマや冠を狙いに行く為の戦略が見えない場合はあまりやらないほうがいいように感じます。おまけにキープが一切できないのでカリクマや冠をどうやって取るかという問題も生じます。
 マイナスが大きいためあまりやらないほうがいいようにも思われますが、ダメイドを貼り付けた後のデッキは農村×4都市×1金の出るカード×1という非常に密度の高い内訳になります。特に邪魔な農村を3枚圧縮でき、金の出るカードというのは2金の攻撃カードがほとんどなので、攻撃カードをかなりの頻度でうつことができるのも魅力です。錬金術師があればキープなしでカリクマや冠を買える可能性もあります。個人的点数としては60点

 ・パターン2
 都農農(-4)→(-10)
 よくあるパターン。都市と2金カードを出した場合。ダメイド3枚張って-10。2点くらいの差なんてどうでもいいだろ、と思う人もいるかもしれませんが、宮廷侍女1枚を買ってセットしなければいけないという手間を考えれば大きな2点だということが分かるでしょう。本当にそうかは知りません。
 なみにこの組み合わせの最大のメリットは「交易船をキープできる」という点であり、チャンスが来た時にカリクマや冠に手が届きやすい、クノイチ交易船が可能になる、といった戦略の幅が広がります。3-4で交易船と都市を取るのは安定行動なので、かなり強い組み合わせといえるでしょう。個人的点数としては90点

 ・パターン3
 都都農(-2)→(-8)
 都市2枚を買ったときに2枚だしたパターン。ダメイド3枚張って-8。マイナスが少なくなるのが大きなメリットなのですが、圧縮後の購買力が大きく下がるので、直接大都市にアクセスできないという自体が起こります。とはいえ、カードを2枚キープできるようになるので、複数枚使うと効果が高いカードを揃える時、例えば伝書鳩ループや弓兵隊を狙う時などは有効かもしれません。個人的点数としては70点

 パターン4
 港町農農(-4)→(-10)
 都市が港町になったパターン。あまり見ない。ちょっともったいないように見えますが、港町はサムライに切られたり弓兵隊の餌食になったりするので、直轄地にいてもいいかもしれません。また、4コスのカードをキープできるのも魅力的です。無論3コスのカードさえキープできればいいだろ、という説もありますが……。個人的点数としては65点

 大体こんな感じでしょうか。サプライによってはどれがいいとか悪いとかあるでしょうが、大体こんなイメージです。鉱山都市についてはメリットは港町のときと同じです。